CHOとは

企業は人なり、でも経営と人事は遠かった

企業を取り巻く環境はグローバル化を迎えますます複雑化しています。
経営はスピード、そしてグローバルな展開を必要な時期になり、経営戦略においても、人事戦略を向上させることが必須となってきています。

戦略人事は、人材マネジメントと経営戦略をリンクさせることで、企業の競争力をより工場させるということです。
でもこれはとても大変なことで、簡単に実行できるようなことでありません。
企業は人材マネジメントが経営の一部、本来主軸となっている、つまり「企業は人なり」ということをずっと忘れていたのです。

この企業は人なりという言葉をおざなりにしてきた中、これから、経営と人事をより近くしていくということはとても難しい事なのです。

人事マネジメントと切り離された現代

人材があってこそ戦略達成の資源があるということなのに、すっかり人事をマネジメントの中に組み込んでこなかったため、経営戦略を考えるとき、うまくいかないことが多数出てきます。
本来企業は、財務資源よりも人的資源の方がずっと重要であるということが多いのに、企業はそこを切り離して考えてきたのです。

1990年代以降は、リストラ、成果主義という戦略をとり、昔とは全く違う戦略に変わっていったことは皆さん実感されているでしょう。
しかし、ここにきて人材こそ経営に結果を生むのだということがわかり、多くの企業はやっとマネジメントと人事を統合させる深い意味を知ったのです。

なぜ今CHOなのか

人事責任者が戦略についての設計図をかくことができず実は、人事の中にはこうした能力をまったく持っていないという人もいます。
その場合、現代のように変化スピードが速くなることについていくことができず、外部コンサルタントにお金をかけて設計図を作ってもらうしかないという企業すら存在しています。

ここで、CHOが求められます。
CHOというのは、最高人事責任者という意味です。
いくつかの解釈がありますが、このCHOは、これまでの制度を護る番人でもなく、人事部長のように任されて仕方なく業務を行っているということでもなく、自ら考えて人事戦略を推進できる能力を持った人のことを指します。

経営と社員の仲立ち的な存在です。
このほか、CHOと似たようなものに、CEO、CFO、CIOなどがあります。

CEOはテレビでもニュース等でよく耳にすることがありますが、最高経営責任者です。
CFOは、最高経理責任者、CIOは最高情報責任者です。
つまり、経営の様々な分野についての責任者ということです。

大手企業ほど、このCHOについて非常に重要と考えており、今後、グローバル化していく中で、しっかりと人材を確保していかなければならないとしています。